エスプレッソを始めたいんだけど、どんなグラインダーが良いの?
こんにちはコーヒーマイスターのモフです。
今回はこのような悩みに答えていきます。
家でカフェラテを飲めたら素敵だな・・・。
エスプレッソマシンをネットで探し始める。グラインダーも必要だ。
グラインダーは値段が5000円から30万円まである。
どれを選べば良いのだろう・・・。とりあえず、安いので良いか。
わたしがそうでした。
私はBodumビストロというマシンを、ハンドドリップとエスプレッソ兼用で購入。
セッティングが決まらずに、美味しくないカフェラテを3か月飲みました。
その後、メリタVARIO CG-111を購入しました。
(ハンドドリップコーヒーはおいしく飲めました。)
- メリタVARIO CG-111の実際に4年間使って良かった点・残念だった点がわかります。
- エスプレッソグラインダーを選ぶ際に大事なポイントがわかります。
結論から言います。
メリタVARIO CG-111は初心者におすすめのエスプレッソ用グラインダーです。
なぜなら、細かい粒度設定ができて、かつ同じ性能のマシンに比べて安価だからです。
細かい粒度設定ができるグラインダーがあると、エスプレッソ抽出の上達が速くなります。
筆者のCG-111に至るまでの試行錯誤と、4年間の実際の使用体験をもとにお伝えします。
筆者は、コーヒーマイスター資格を保持し、コーヒー全般の知識を有しています。
エスプレッソグラインダー選びの役に立てればうれしいです。
それでははじめていきましょう!
1.メリタVARIO CG-111を初心者の方におすすめする理由
メリタVARIO CG-111はエスプレッソ初心者におすすめのコーヒーグラインダーです。
1.1 初心者こそ良いグラインダーを使ったほうが良い
美味しいカフェラテをいれるには適切なセッティングが必要です。
- 鮮度の良いコーヒー豆
- コーヒー豆の挽目調整
- コーヒーグラインダーの能力
- 粉のバスケットへの詰め方
- バスケットにれた粉の押し固め方
- エスプレッソマシンの能力
- ミルクのスチーミング
セッティングのバランスが悪いと、美味しいカフェラテにはなりません。
適切なセッティングを決めるまでは何度か抽出して、調整する必要があります。
セッティングといわれても初心者の方には、良くわからないですよね。
一つでもセッティングを固定できる、上達がはやくなります。
良いグラインダーは粉が不均一だから美味しくならないのではという疑いがなくなり、上達をはやめてくれます。
1.2 粒度が細かく設定できるグラインダーがエスプレッソ上達の近道
わたしは、最初Bodumビストログラインダーを使ってエスプレッソの抽出をしていました。
Bodumビストログラインダーはフレンチプレス用の粗挽きから、エスプレッソ用の極細引きまで12段階設定できるマシン。
スチームを出すのも恐る恐るだった当時のわたし。
本を買ってきてやってみても、美味しいカフェラテはいれられませんでした。
メリタVARIO CG-111は、フレンチプレス用の粗挽きから、エスプレッソ用の極細挽きまで230段階で調整ができます。
VARIO CG-111を購入して、わかったこと。
エスプレッソは1/230段階、粉の粒度を変えるだけで、味が大きくかわると気づきました。
VARIO CG-111を導入して、間もなく美味しいカフェラテがいれられるようになり始めました。
これからはじめる人には最短距離で上達してほしいです。
1.3 同レベルの家庭用エスプレッソグラインダーと比べて安価
メリタVARIO CG-111は同程度の粒度調整ができる家庭用エスプレッソグラインダーと比較して安価です。
マシン名 | メリタ VARiO CG-111 | BARATZA Sette270 | マールクーニックX54-3W |
粒度設定 | 230段階 | 270段階 | 無段階 |
挽刃形状 | フラットディスク | コニカル刃 | フラットディスク |
値段 | \69800 | \69980 | \98000 |
※表中の価格は2023年4月13日時点のものです。
挽刃形状は、コニカル刃よりもフラットディスクのほうが均一に粉が挽けます。メリタVARIO CG-111の刃はフラットディスクのため、粉のばらつきが小さく、おいしいエスプレッソがいれられます。
メリタVARIO CG-111の粒度設定は、3者のなかでは劣って見えます。ですが230段階の粒度設定とは、美味しいエスプレッソをいれるのに十分細やかな設定が可能なレベルです。
2.メリタVARIO CG-111の良かった点
実際に4年間使ってみて、良かった点、残念だった点を紹介していきます。
まずは、良かった点からお伝えします。
2.1 “230段階”の挽目調整が可能でおいしいエスプレッソがはいる
フレンチプレスの粗挽きからエスプレッソの極細引きまで230段階で粒度設定ができ、おいしいエスプレッソがいれられます。
わたしは、エスプレッソ専用としてメリタVARIO CG-111を使っています。
一度設定が決まれが、安定して美味しいエスプレッソがいれられます。
設定を固定しておき、ハンドドリップの際には別のミルを使っています。
2.2 挽くスピードが速い
10秒でエスプレッソ1杯分12gのコーヒー豆を挽けます。
ストレスない速さで、十分速いと感じています。
2.3 ポルターホルダーがあり楽にきれいに粉がはいる
メリタVARIO CG-111にはポルターホルダーが添付されています。
ポルターホルダーがあると、ハンズフリーで楽にきれいに粉がバスケットにはいります。
きれいに粉が入るとエスプレッソの抽出が均等になり、おいしいエスプレッソがはいります。
3.メリタVARIO CG-111の残念だった点
残念だった点をお伝えしますね。
3.1 最初の設定がわかりにくかった
最初、わたしのホッパーと本体の接続の仕方が不十分で、モーターが動きませんでした。
メリタVARIO CG-111は、ホッパーを本体の溝にはめて、十分奥まで回さないと安全装置が働いてモーターが動作しない構造になっています。
わたしは、そこが問題であるとわかりませんでした。
モーターが動作しないのは初期不良だと思い込んで、サポートに電話をして、商品を送ってみてもらいました。
はじめてグラインダーを購入する人には少しわかりにくいと感じます。
3.2 値段が高いと購入時には思っていた
5000円ほどでエスプレッソ用の粉も挽けるグラインダーもあるなかで、メリタVARIO CG-111は値段が高いと感じていました。
いまでは、このグラインダーのおかげで美味しいカプチーノをいれられるようになったので、良い買い物をしたと思っています。
4.まとめ
今回の記事を読んでいただいて、メリタVARIO CG-111を4年間使用して良かった点、残念だった点がわかりましたね。
CG-111は初心者の方が、最短でおいしいエスプレッソをいれられるようになるグラインダーです。
ぜひ、良いグラインダーを買って、最短で美味しいカフェラテを飲んでくださいね。
以上、【レビュー】メリタコーヒーグラインダーVARIO CG-111を4年間使用してでした。
エスプレッソマシンをこれから選ぶ方はこちらの記事をご覧ください。ソリスSK1014の良かった点、残念だった点がわかります。
エスプレッソをはじめるのに、必要なものを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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