焙煎後のハンドピックはどうやってやるの?
こんにちはコーヒーマイスターのモフです。
今回はこのような悩みに答えていきます。
せっかく自分で焙煎して、いれたコーヒーが美味しくなかったらショックですよね・・・。
ハンドピックすると、コーヒーの味が格段にあがります。
焙煎前と焙煎後の2回ハンドピックを行うと、美味しいコーヒー豆ができます。
この記事では、焙煎後のハンドピックの方法をお伝えします。
筆者はコーヒーマイスターの資格を保持し、コーヒー全般の知識を有しています。
それでははじめていきましょう。
焙煎前のハンドピックの方法が知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
1. 焙煎後ハンドピックの目的
焙煎後ハンドピックの目的は2点あります。
- 焙煎前ハンドピックでとり切れなかった欠点豆の除去
- 火が入りすぎたもの・火が十分はいらなかったものを除去
ひとずつ説明していきます。
1.1 焙煎前ハンドピックで取り除けなかった欠点豆の除去
ハンドピックは焙煎前と焙煎後に2回行います。
焙煎前ハンドピックはコーヒー生豆の外観を見て、虫食いや割れ、変色など健全な生豆と違うものを欠点豆として除去します。
焙煎後ハンドピックは、外観ではわからなかった欠点豆を除去していきます。
例えば、虫食いでも外観では気が付かずに内部が食われていることがあります。
内部がくわれている豆は構造が弱くなります。
熱を加える、窯をまわすといった衝撃で割れたり、欠けたりします。
焙煎後ハンドピックでは、焙煎中に欠けた豆や割れた豆を取り除きます。
1.2 火の入りすぎた豆・入らなかった豆を除去
焙煎は焼き加減の目標を決めてはじめます。
焼き加減の目標にはつぎのようなものがあります。
- マンデリンだから苦みを出すために深煎りにしよう
- エチオピアの華やかさを出すために浅煎りにしよう
- 前回焙煎した豆より苦くしたいから、もう少し深煎りにしよう
目標を決めて焙煎をスタート。
けれども、豆ごとに火の入り方は一律になりません。
- 豆の大きさが違う
- 手回しの場合、窯の回転が一律ではない
- 火のあたる場所によって窯内に熱のムラがある
焙煎後に狙った焼き色と大きく違うものは取り除きます。
2. 焙煎後ハンドピックの道具
わたしは、焙煎後ハンドピックは焙煎直後、豆の粗熱をとったあとすぐに行います。
焙煎作業の一部としてハンドピックすると、ハンドピックが億劫になりません
焙煎した豆ですぐに美味しいコーヒーをいただけるのも良いです。
焙煎後ハンドピックには、ザルと皿2枚を用意します。
2.1 ザル|焙煎した豆を冷ます
焙煎した豆を窯からザルにだします。
ザルにだした豆は扇風機、うちわなどで室温に冷まします。
わたしは、卓上扇風機で冷却しています。
2.2 大きな皿|焙煎した豆を移す
冷めた豆を一度大きなお皿に移します。
大きなお皿から、少しずつ再度ザルに移し、ザルでハンドピックしていきます。
2.3小さな皿|ピックした豆を移す
とりのぞいた豆をを移すために、小さなお皿を用意します。
3. 焙煎後ハンドピックの手順
焙煎後ハンドピックの次の手順で行います。
焙煎した豆を冷やすザルと、ピックした豆を移していくお皿を用意します。
いったん大きなお皿に豆を移します。
少しずつザルに豆を移していき、ザルのなかで豆をチェックします。
中が空洞になっている豆、欠けている豆、割れている豆、色が周りと違う豆を取り除きます。
ザルのなかの豆をすこしずつ増やしていき、豆の形と色が周囲と違うものを取り除いていきます。
すべての豆をザルに移し、チェックしたら完了です。
4. ハンドピックされた焙煎豆を買えるお店
焙煎後ハンドピックされた豆がほしいという方のために、おすすめのお店を紹介します。
東京にある自家焙煎店、堀口珈琲では焙煎後ハンドピックされた豆が購入できます。
堀口個珈琲の豆は形も色もそろっていてきれいです。
こちらの記事を読めば堀口珈琲のお得な購入方法がわかります。
5. まとめ
焙煎後ハンドピックの方法を紹介してきました。
ここまで読んでいただいて、焙煎後ハンドピックができるようになりましたね。
ぜひ、ハンドピックして美味しいコーヒーを飲んでください。
以上、簡単!焙煎後ハンドピックで珈琲はおいしくなる!!でした。
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