わたしコーヒー初心者なんだけどコーヒー資格に挑戦したい!
どれが良いか教えて。
こんにちはコーヒーマイスターのモフです。
今回はこのようなお悩みに答えていきます。
コーヒーのこと少しわかってきた。
コーヒー資格が気になる。
いろいろなコーヒー資格がある。
費用も安くない、失敗できない。
いったいどれが良いの・・・?
コーヒーの資格、たくさんあってどれが良いのかわかりづらいですよね。
わたしもコーヒーマイスターを取るときに、どの資格を取るか悩みました。
コーヒーの資格はきちんとした知識を持っていることの証明になります。
趣味でとる、仕事にいかす、いずれにせよ、持っていることでコーヒーの専門家である証になります。
自分にあった資格をとって、次のステップにいかしましょう。
今回の記事では、わたしの体験を踏まえて、コーヒー資格をとる目的・学習方法別におすすめのコーヒー資格を紹介します。
この記事を読めば、あなたにあった資格がわかりますよ!
それでは、はじめていきましょう。
1.初心者におすすめのコーヒー資格
コーヒー資格はたくさんあります。
コーヒー資格のなかから自分にあったコーヒー資格を見つけるためには、資格をとる目的をはっきりさせると、選びやすいです。
今回、以下の観点から3つのコーヒー資格を紹介します。
- コーヒー関連の仕事にいかす
- 趣味として知識を深めたい
1.1 コーヒーマイスター|コーヒー業界で資格をいかすなら
コーヒーマイスターは、”コーヒーを飲む人においしさや楽しさを伝えるプロフェッショナル”に与えられる資格です。
SCAJ(日本スペシャリティコーヒー協会)が認定。
認定試験を受けるには、SCAJの会員になる必要があります。
1.1.1 コーヒーマイスター資格は知名度が高いが維持にお金がかかる
コーヒーマイスター資格取得には、認定試験を含む講座の受験費用のほかに、SCAJの会員年会費、コーヒーマイスターの資格更新費用も。
資格取得費用 | 最低49,000円※ |
SCAJ年会費 | 最低年間10,000円 |
資格更新料 | 3年ごとに10,000円 |
コーヒーマイスター資格費用
お金はかかりますが、コーヒー業界での知名度も高く、業界を目指すのであれば取得したい資格です。
わたしはコーヒーショップ開業をめざして、資格を取得しました。
コーヒーマイスターの費用について、くわしくはこちらの記事をご覧ください。
1.1.2 コーヒーマイスター試験はテキストを暗記すれば合格できるが範囲が広い
認定試験は100問の記述試験。
実技試験はありません。
60点以上で合格。
合格率は平均70%。
試験内容は配布される100ページほどの、テキストの内容からのみ。
まるごと暗記すれば合格できます。
しかしながら、試験範囲が広い。
コーヒーマイスター、コーヒーとカフェの歴史、コーヒーの生豆、コーヒーの産業・経済、コーヒーの産地、コーヒーの抽出技術と食器の知識、コーヒーの健康の科学と健康、コーヒーカッピング。
コーヒーを提供する側に求められ知識が問われます。
コーヒー業界で活躍する目的でなければ、なかなかすべてを覚えられません。
コーヒーマイスター試験の難易度について、くわしくはこちらの記事をご覧ください。
1.1.3 コーヒーマイスターはコーヒー業界へのアクセスに有利
試験に合格すれば、コーヒー業界にアクセスする際に有利になります。
合格証明書を店頭に掲示しているコーヒーショップも。
猿田彦珈琲の大塚社長も開業前に取得したそうです。
コーヒー業界を目指す人は、ぜひ挑戦してください。
コーヒーマイスターのメリットいついて、くわしくはこちらの記事をご覧ください。
1.1.4 コーヒーマイスターの上級資格にアドバンストコーヒーマイスターがある
一般社団法人日本スペシャリティ協会HPより引用https://scaj.org/meister/repair-service-reissuance
コーヒーマイスターには上級資格として、アドバンストコーヒーマイスター資格があります。
アドバンストコーヒーマイスターの受験には、コーヒーマイスター資格が必要。
SCAJで開設されているドリップ、エスプレッソ抽出、カッピング、焙煎などのトレーニングを目的としたセミナーを受講し、その後それぞれの能力を確かめる認定試験に合格が必要です。
上級資格への挑戦や、セミナーの受講などのメニューが用意されていて、コーヒー業界に入った後のスキル向上にも便利。
また、SCAJ会員にはニュースレターというコーヒー業界の最新動向を編集した冊子の配布や、毎年開催されるコーヒー展示会SCAJカンファレンス アンド エキシビションの招待券といった特典もあります。
1.2 コーヒーインストラクター|趣味としてはじめて将来コーヒー業界に
全日本商工会コーヒー商工組合連合会HPより引用https://ajcra.org/activity/instructor
コーヒーインストラクターは、”コーヒーの正しい知識の普及と技術の向上”を目的として、JCQA(全日本コーヒー商工組合連合会)が認定している資格です。
コーヒーインストラクターには以下の等級があります。
- コーヒーインストラクター3級
- コーヒーインストラクター2級
- コーヒーインストラクター1級
1.2.1 コーヒーインストラクター3級は講義を受講するだけで取得できる
コーヒーインストラクター3級はコーヒーに関する初歩的な知識の講座を2時間程度受講するだけで取得できます。
認定試験はありません。
趣味として、知識を深めていきたい人の第一歩としておすすめです。
JCQAが認定したコーヒーショップで行われて、値段は開催するショップによって変わります。
1000円~3000円程度。
1.2.2 仕事でいかしたい人はコーヒーインストラクター2級から
コーヒーインストラクターは、”コーヒーを対面販売する人”に求められる知識の資格です。
コーヒーインストラクター2級は、学科と実技の認定試験に合格すると取得できます。
実技はコーヒーのカッピング。
まず、学科と実技の講習会があり、その後、認定試験が開催されます。
コーヒーインストラクター3級は2級の前提条件ではないため、2級からの受講が可能です。
合格率は2023年春に実施された試験で、90%。
資格取得費用 | 39,000円※ |
資格維持費用 | 0円 |
コーヒーインストラクター2級費用
1.2.3 コーヒーインストラクター1級はプロとしての専門知識と鑑定技術が必要
コーヒーインストラクター1級は、”プロとして必要な専門知識と鑑定技術”が問われます。
1級受験の前提条件は、2級合格者。
1級も2級と同様に、講習会があり、その後認定試験となります。
2023年に開催された試験の合格率は、12%。
コーヒー業界で資格を生かす目的でなければ、難しい資格です。
資格取得費用 | 55,000円※ |
資格維持費用 | 0円 |
コーヒーインストラクター1級費用
1.3 UCCドリップマスター|趣味として気軽に取得したい
ユーキャン公式HPより引用 https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/1376/course/
UCCドリップマスターは、UCCが認定しているコーヒー資格です。
“コーヒーをいれる腕をみがく”ことを目的とした講座の受講で認定される資格です。
ユーキャンで開設されている”UCC匠の通信講座”を受講。
3回の添削課題があり、講座を修了するとUCCドリップマスターに認定されます。
- ペーパードリップ
- 送付される6種類の豆の味の違いをリポート
- オリジナルブレンド作成
写真が多い丁寧なテキストがあるほか、わからないところはUCCの講師に質問できるので初心者でも安心。
コーヒーポット、ミルなどのドリップに必要な道具もセットになっている講座なので、これから抽出をはじめたいという方におすすめです。
資格取得費用(一括払い) | 69,000円 |
(分割払い) | 5,800円×12回(12か月)=69,600円 |
維持費 | 0円 |
2.まとめ
初心者におすすめのコーヒー資格を紹介してきました。
取得する目的にあったコーヒー資格がわかりましたね。
ぜひ、資格を取得して次のステップに進んでください。
以上、【コーヒー資格】初心者におすすめの3選!でした。
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