焙煎してみたいんだけど
発明工房の煎り上手ってどうなんだろう?
こんにちはコーヒーマイスターのモフです。
今回はこのような悩みにこたえていきます。
はじめての焙煎、はじめて買う焙煎機。不安もありますが、わくわくしますよね。
煎り上手は、初心者の方がはじめて焙煎するのに、おすすめの焙煎機です。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
- 煎り上手での焙煎時に煙はどうなのか?薄皮でキッチンが散らからないか?
- 煎り上手を使えば初心者でも美味しいコーヒーを焙煎できるのか?
- 煎り上手の良い点、残念な点
煎り上手を3年間使用した筆者の体験からお伝えします。
はじめての焙煎機選びの役に立てばうれしいです。
1.コーヒー焙煎の基本|焙煎をはじめる前に決めること
煎り上手のレビューに入る前に、焙煎はじめてだから焙煎のこと教えてほしいという方のために、コーヒー焙煎の基本をお伝えします。
焙煎の基本は良いからレビューを聞かせてという方は、2章から読んでください。
1.1 コーヒー生豆は生産国で選ぶ
焙煎を始めるには、材料となるコーヒー生豆が必要です。
お店で売られているコーヒー豆は黒いですが、焙煎前のコーヒー豆は緑がかった白色をしています。
焙煎前のコーヒー豆を生豆(読み:なままめ、または、きまめ)と呼びます。
入手しやすい生産国の豆の特徴を一覧にまとめます。
- ブラジル:コーヒーらしい苦みのコーヒー
- エチオピア:フローラルのような酸味のコーヒー
- コスタリカ:バランスの取れたコーヒー
- グアテマラ:どっしりとした苦みに柑橘系の酸味のコーヒー
はじめて焙煎するならどこの国の豆が良いの?
はじめての焙煎はブラジルがおすすめです。
ブラジルのコーヒー栽培は機械化されていて、世界最大の生産量です。
そのため、値段が安いです。
1.2 狙うコーヒーの焙煎度を決める
コーヒーの焙煎で目指すところ、それは好みの焙煎度で焼き上げることです。
焙煎度に応じて、コーヒーの味は変わります。
浅煎り:酸味が強調されたコーヒー
中煎り:バランスがとれたコーヒー
深煎り:苦みが強調されたコーヒー
焙煎時間を長くすると焙煎は進行して、
浅煎り⇒中煎り⇒深煎り
と進行していき、豆の色が変化していきます。
生豆 | 浅煎り | 中煎り | 深煎り | |
---|---|---|---|---|
色 | 白 | きつね色 | こげ茶色 | 黒 |
豆が狙った色になったら、豆を火からおろします。
そうはいっても、最初はどれを狙えば良いの?
まずは中煎りを狙って、好みの焙煎度に調整したら良いですよ。
2.煎り上手を購入する前に不安に思っていたこと
はじめての焙煎、こんな不安を持っている方いるのではないでしょうか。
- 部屋中煙だらけになってしまったらどうしよう・・・。
- はがれた薄皮でキッチンが大変なことになったらどうしよう・・・。
- 素人の私が焙煎できるのかな・・・。
私も不安で、なかなか焙煎をはじめられませんでした。
ひとつずつ見ていきましょう。
2.1 煙は大丈夫か|深煎りまで焼かなければ煙はほとんどでない
コーヒーショップで焙煎しているところを見ると煙がもくもく出ていることがあります。
家で焙煎して煙は大丈夫か、心配になりますよね。
大丈夫です!中煎りで火からあげれば煙はほとんどでません。
コーヒーショップでは深煎り以上に焙煎しているから煙がでているのです。
苦みがしっかりとした深煎りのコーヒーを焼きたい方は、中煎りから徐々に焙煎を深くしていけば感覚がわかってきます。
深煎りに入っても、少しずつ煙がでてくるので換気扇を回して焙煎すれば大丈夫です。
2.2 はがれた薄皮は大丈夫か|薄皮は散らからない
豆に熱を加えていくと、豆が焼けて茶色い薄皮がはがれます。
煎り上手で焙煎すると、ほとんど薄皮は散らかりません。
2.3 素人でも大丈夫か|振り続けるのは大変だが、技術はいらない
私も煎り上手ではじめて焙煎しましたが、飲めるコーヒーができました。
12,3分程度、240gある煎り上手を振り続けなければならないのは正直に言って大変です。
豆を煎り上手にいれて、火にかけて振り続けるだけで、特に技術はいりません。
苦労して自分で焙煎した豆でいれるコーヒーは格別です。
万が一多少美味しくなくても、煎り上手は焙煎量が少量なので、すぐに飲み切ってリトライできます。
3.煎り上手を買って良かったこと
次に使ってみて気づいた良かった点をあげていきますね。
3.1 煎り上手は少量で焙煎できる|実験がしやすい
2,30gで焙煎できるのは便利です。
特に焙煎を始めて間もないころは、思った味にならないこともあります。(思った味にならなくても、それはそれで美味しいということもあります。)
そんなとき、もっと焙煎を深く(浅く)しようなどいろいろな実験がしやすいです。
3.2 煎り上手は豆色の変化がわかりやすい
煎り上手には小窓がついていて、変化していく豆の色が見やすいです。
手回しの焙煎機や、機械式の焙煎機は窯の中が見えずにスプーンを抜き差しして、豆の状態をチェックするものもあります。
豆の色が見やすいと火からおろすタイミングがわかりやすいですよ。
3.3 煎り上手は楽しい!
煎り上手は楽しいです!これが一番の良かった点です。
自分で焙煎するのは、楽しいです。
煎り上手を買って焙煎をはじめて本当に良かったと思っています!
4.煎り上手の残念な点
次に煎り上手の残念な点をあげていきますね。
4.1 煎り上手は少量しか焙煎できない
少量しか焙煎できない。
いろいろな実験がしやすいというのは良い点ですが、美味しくできてもすぐに飲み切ってしまうというのが残念な点です。
4.2 煎り上手は疲れる
火にかけて、左右に240gある煎り上手を12,3分振り続けるのは疲れます。
疲れるのはイヤっ!!という方には手回し焙煎機がおすすめです。
私は煎り上手を使っていて、手回し焙煎機に変えたとき、らくに焙煎できることに感動しました。
4.3 煎り上手は豆が飛びでる
煎り上手を火にかけて左右に振っていると、豆が小窓から飛びでることがあります。
そこで、私はホームセンターで針金を買ってきて、飛び散らないように網をかけて使っています。
5.煎り上手をおすすめする人
さいごに、煎り上手をおすすめする人・しない人をまとめます。
以上、【レビュー】『 煎り上手』(手振り焙煎機)を3年間使用してでした!
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