うまくできたりできなかったり・・・。焙煎を安定させたい!
手回し焙煎の温度計おすすめを教えて!!
こんにちはコーヒーマイスターのモフです。
今回はこのようなお悩みに答えていきます。
手回し焙煎機で焙煎をはじめたものの、コーヒーの味が安定しない・・・。
安定して同じ味のコーヒー豆をやくためには、同じ焙煎過程をトレースできるようにすることが重要です。
自家焙煎店で見る電動の焙煎機は、温度計が内蔵されています。
あらかじめ温度変化の過程を計画して、そのラインに乗せるようにバーナーの火加減などを調整しています。
手回し焙煎機には温度計がついていません。
今回の記事では手回し焙煎機にあった温度計をご紹介します。
この記事を読めば次のことがわかります。
- 手回し焙煎機にあった温度計の選び方
- 手回し焙煎機にあったおすすめの温度計
せっかく焙煎したのに、今日はまずい、今日はおいしいと日によって出来がまちまちなのはイヤですよね。
温度を測るとコーヒーの味が格段に安定しますよ!
筆者はコーヒーマイスター資格を保持し、コーヒー全般の知識を保有しています。
それでは、はじめていきましょう。
1.コーヒー焙煎の温度計選び方
手回し焙煎機で焙煎過程の温度を計測するためには、できるだけ簡単に窯内部の温度を計測できる必要があります。
コーヒー焙煎のために必要な温度計の条件をあげていきます。
1.1 200℃以上測れる
焙煎時の最高温度は、200℃を超えます。
250℃くらいまで測定できる温度計を選びましょう。
クッキング温度計であれば、てんぷらや、オーブン内部の温度を測れる温度計は、200℃以上に対応しています。
1.2 計測が連続して行える
手回し焙煎機の温度計測には、余熱から焙煎完了までの温度変化を連続的に計測し続けることが求められます。
狙った温度変化から、温度上昇が速ければ火力を弱く、遅ければ火力を強くする調整が必要です。
適切な調整をするためにも、経過時間における温度変化を逐次わかるようにすることが重要です。
ボタンを押したときに、瞬間的に温度が計測できるものではなく、電源を入れておけば常時測定できているタイプの温度系が求められます。
1.3 プローグで測定できるものは手元で表示が読める
手回し焙煎機は、生豆投入時から焙煎完了までハンドルを回し続ける必要があります。
ハンドルを回す手を止めると、焼きムラや焦げ付きの原因になります。
ハンドルを回しながらでも温度表示が読み取りやすいものが良いです。
スティックタイプの温度計よりも、プローグがついていて手元で温度が読み取れるものがおすすめです。
1.4 プローグが金属製のもののほうが測りたい位置に固定しやすい
温度計のプローグを窯の出口付近に固定して窯内温度を計測します。
プローグが金属製のものは、狙った位置に固定しやすいです。
2. おすすめのコーヒー焙煎温度計
上で書いた選び方を踏まえて、おすすめのコーヒー温度計を紹介します。
2.1 コストを抑えたい人にはサーモプロTP16
コストを抑えたい人にはサーモプロTP16をおすすめします。
サーモプロは、様々な種類の温度計をつくっているメーカーです。
ユーザーは世界各国にいて、多くのかたが使っています。
選び方であげた要件をつぎのとおり満たしています。
- TP16は、0℃から300℃まで測れて焙煎中の窯内温度も問題ありません。
- 本体にプローグがついていて、手元で温度は読み取れます。忙しい焙煎中でも読み取りやすいです。
- 電源をいれている間は、連続して温度が計測されます。
- プローグ部分が金属製で、ふらつくことなく測りたい個所を計測できます。
ユニオンサンプルロースターとTP16を使った焙煎環境はこちらの記事をご覧ください。
2.2 温度変化をビジュアルで把握したい人にはURACATA ZEN
焙煎時の温度変化をリアルタイムにグラフで把握したいひとには、URACATAのZENをおすすめします。
ZENは、焙煎時の温度を1秒ごとに計測して、ディスプレイにグラフで表示されます。
ZENは1秒間隔で温度を計測して、モニターに温度変化をグラフで表示できます。
また、前回焙煎時の温度変化も表示できるため、前回の焙煎との差が一目でわかります。
選び方であげた要件をつぎのとおり満たしています。
- ZENは、0℃から255℃まで測れて焙煎中の窯内温度も問題ありません。
- 本体にプローグがついていて、手元で温度は読み取れます。忙しい焙煎中でも読み取りやすいです。
- 1秒間隔で温度が計測される。
- プローグ部分が金属製で、ふらつくことなく測りたい個所を計測できます。
3.まとめ
手回し焙煎機の温度計の選び方と、おすすめを紹介してきました。
手回し焙煎機に向いている温度計がわかりましたね。
ぜひ、手回し焙煎機の温度を計測して、おいしいコーヒー豆を焼いてくださいね。
以上、【手回し焙煎機】温度計で毎回美味しいコーヒー豆が焙煎できる!でした。
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